こんにちは！
「ツカコッコー」です。
糖質の摂りすぎが薄毛に繋がる
糖尿病ではない場合でも糖質の摂りすぎによって
薄毛を招く可能性があります。
それは「糖化」による老化のリスクと関連しています。
糖化とは、過剰に摂取しすぎた糖質と
体を構成するタンパク質が結びついて、
劣化したタンパク質「 終末糖化産物」
※ＡＧＥに変化することで起こる現象のこと。
日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
「※ＡＧＥとは、ＡＧＥsともいわれております。
ブドウ糖などの還元糖とアミノ基が非酵素的に反応して、
褐色色素を生成する反応をメイラード反応とよぶが、
その後期反応の段階で生成される化合物の総称。
advanced glycation endproductsの略で、
AGEs(エイジス)とも表記され、
終末糖化産物、最終糖化反応物などとよばれる。
メイラード反応は食品の褐変の原因反応と考えられており、
醤油(しょうゆ)の褐色もこの反応がもたらしたものである。
食品中では、高水分、高pH(ペーハー／ピーエイチ)、
高温環境下において反応がおこりやすくなる。
メイラード反応は生体内でもおこっており、
さまざまなAGEsが生成されて、
糖尿病合併症、動脈硬化、老化などに
関与する可能性があると考えられている。
血液タンパク質であるヘモグロビンは、
メイラード反応の前期反応において、
血糖と反応して糖化ヘモグロビン
（HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)）となる。
HbA1cは、血糖値の高い糖尿病患者では高値を示すことから、
糖尿病の診断指標として用いられている」
日本大百科全書(ニッポニカ)の解説でした。
タンパク質と糖質を含む食品を一緒に加熱調理することでも
AGEが生成されるといわれており、
それを摂取することでAGEを体内に取り込んでしまう可能性があります。
またAGEは一度体に入ると排出が難しいとされています。
AGEが血液に溶け込むと、
血管を痛めつけ脆くさせたり様々な細胞組織を
攻撃したりして老化させるといわれています。
また「AGEは髪の毛の元となる毛乳頭細胞の増殖を抑制する」
という研究結果も報告されております。
さらにAGEは髪の毛の土台となる頭皮のコラーゲンを劣化させ、
頭皮の真皮層を硬化・劣化させるともいわれているため、
育毛環境に悪影響を与える可能性もございます。
それによって健康な髪の毛が生えてこなくなり、
薄毛が進行してしまう恐れがあるのです。
AGEの発生を抑えるためには、
糖質の過剰摂取をしないことが大切です。
しかし、糖質は人間の体にとっては必要なエネルギー源です。
糖質をタンパク質と一緒に調理する際には、
AGEを増やさない調理法がおすすめです。
AGEを増やさない調理法
低温調理。
短時間調理。
煮る、蒸すなど水分を使った調理をする。
揚げ物、焼き物調理は控える。
レモンジュースまたは、酢などの酸性成分を使用する。
薄毛と糖尿病が不安という方はＡＧＥに注意！
薄毛や抜け毛があるからといって、
必ずその原因が糖尿病であるとは限りません。
しかし、糖尿病を発症している場合は、
重症化させないためにも
医師に相談することをオススメします。
もし、生活習慣病などが原因の２型糖尿病予備軍と診断された場合は、
下記の事項に注意することで改善が期待できます。
食事の量を腹八分目に抑える。
食事の際は野菜類をはじめに摂り、
そのほかの栄養素もバランスよく補給する。
１日に３０分以上の有酸素運動を行う。
喫煙者はタバコを減らしたり、禁煙する。
ストレス発散を意識的に行う。
またAGAによる薄毛や抜け毛が気になる方は、
AGA治療専門クリニックの受診をオススメします。
自分が薄毛なのかどうかチェックしてみましょう。
糖尿病ではない人でも、
糖質の摂りすぎによって、
薄毛を招く可能性がございます。
血糖値はきをつけて、
管理した方がいいですね。
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