短眠か長眠か

長く眠らないと調子がでない人、

短くてもすっきりしている人、

人それぞれ、バラツキがあります。

あなたはどちらでしょうか？

１.寝つきは良い方だ。

２.目覚めはいつもスッキリ爽やかである。

３.睡眠時間は、６時間未満である。

この３項目に該当するなら、あなたは「短眠者」となります。

４.睡眠時間は９時間以上である。

４.に該当するなら、あなたは「長眠者」となります。

睡眠時間が６～９時間寝ているなら普通の人となります。

短眠者、長眠者は

それぞれ人口の５～１０％を占めております。

一方、２００４年に報告された日本人の

睡眠時間と死亡の危険率を調べた調査では、

６.５時間～８時間の人がもっとも危険率が低いとのことです。

睡眠時間が４時間以下の人や

９時間以上寝ている人は

死亡の危険率が１.３～１.６倍と高くなっていました。

あの、アインシュタインは、

１０時間以上眠らないと調子が出ない

長時間睡眠者の代表格でありますが、

相対性理論もベッドの中で思いついたとのことです。

反対にナポレオンや

イギリスのサッチャー元首相は短時間睡眠の代表であります。

一概には言うことはできませんが、

長時間眠る人は創造的、芸術的な仕事をする人に多く見受けられ、

短時間睡眠者は、政治家に多いとのことです。

（政治家の先生は、よく国会でスヤスヤ瞑想していますからね）

朝型か夜型か

寝起きで分けると「朝型」と「夜型」に分かれます。

早寝早起きで、午前中のほうが頭が冴えているなら、あなたは朝型です。

朝寝坊で、午後から調子がでるタイプなら、あなたは夜型です。

人によって体内時計には進んでいる人もいれば、遅れている人もいます。

朝型と夜型の人では体温リズムも異なります。

体温のピークが早めに来る人は朝型であり、

遅めに来る人は夜型となります。

どちらのタイプであっても、昼夜のリズムが社会の時計と同調して、

生活が規則正しく繰り返されている限り問題はございません。

少なくとも、睡眠に関する限りで

「早起きは三文の徳」が必ずしも良いわけでもなければ、

「宵っ張りの朝寝坊」が悪いわけでもありません。

睡眠時間やリズムは、人それぞれであります。

自分の睡眠特性を知って、

上手に社会に適応して、

楽しく、ストレスなく生活することが

とても重要となります。