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「ツカコッコー」です。
ヘモグロビンA1cとは?
あまり詳しくない人に取っては
聞き慣れないヘモグロビンA1c値。
まず、ヘモグロビンとは血の赤い色素のことで、
赤血球に含まれるタンパク質のことをいいます。
そして、体内に酸素を届ける働きをしている
ヘモグロビンにグルコースが
くっついたものがヘモグロビンA1cになります。
このヘモグロビンA1c値の寿命は約4ヶ月で、
この間少しずつブドウ糖と結びつきます。
ヘモグロビンA1c値が高いということは
結びつく糖が多くて高血糖であるということがわかります。
糖尿病の検査でヘモグロビンA1c値の数値を調べることで、
どれほど、糖尿病リスクが高いかがわかってきます。
ヘモグロビンA1cが高いと
一般的なヘモグロビンA1cの基準は
5.8~6.2%といわれています。
これより高いと高血糖状態が続いて、
糖尿病のリスクが高くなります。
さらにヘモグロビンA1cが、8.0%を超えた状態が
長く続くとさまざまな合併症が起きてきます。
糖尿病の合併症として、
足のしびれや神経障害をはじめ
ひどくなるとガンになる確立も上がります。
ヘモグロビンA1c値と血糖値の違いですが、
血糖値は血液検査をしたときの血糖状態のことを指していて、
食事や運動で糖を消費することで日々変動いたします。
しかし、ヘモグロビンA1c値は
過去1、2ヶ月の血糖状態を表すので
血糖値よりも、
もっと正確な血糖値状態を知ることができるのです。
定期的にヘモグロビンA1c値の検査をして
血糖の異常を早めに見つけて防ぐことが重要です。
尚、健康診断などで表記されているヘモグロビンA1c値の数値は、
日本ではずっとJDS値でしたが、2013年から
国際基準であるNGSP値に変更になりました。
下記は、ヘモグロビンA1cの段階による症状です。
自分のヘモグロビンA1c値を確認して
参考にしてみましょう
ヘモグロビンA1c6.0~6.9%
この状態を放っておくと、多くの人が数年以内に
HbA1c値が7.0%代に上昇いたします。
その後、更に多くの人が数年で8.0%以上となります。
すい臓がインスリンを出す力は
年齢とともに落ちていき、
糖尿病と診断された時点ですでに正常の
半分以下に落ちているといわれています。
血糖値が高いほどインスリンを
出す力は加速度的に悪化していき、
血糖値がどんどん上がってしまいます。
合併症はまだ少ないですが、
早急に治療を進める必要があるグループです。
ヘモグロビンA1c7.0~7.9%
この段階になると
特にHbA1c値7.4%以上の人は危険域で、
ちょっと食事を気をつけるなどで
改善できるレベルではありません。
またこのレベルの値になると、
合併症も進行していきます。
主治医の先生に相談し
治療に変化がなければ専門の医師を受診しましょう。
まだどこにも受診していない人は、すぐに受診してください。
内科に毎月通わなければならないほど重傷な状態です。
ヘモグロビンA1c8.0%以上
HbA1c値が8.0%以上の人 は、
合併症が進みやすい状態で非常に危険です。
放っておくと5年程度で、
両足のしびれがはじまり
やがてひどい痛みにかわります。
さらに視力が低下していき、
最悪の場合は失明します。
また他にも急に、心筋梗塞や脳卒中になったり、
ガンで入院したりするケースも考えられます。
このレベルまで達すると、
仮に今何も症状がなかったとしても、
合併症は、かなり進んでいることが考えられます。
すぐに治療を始めないと大変危険な状態です。
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