おはようございます。

「ツカコッコー」です。

 

 

案外知らない糖尿病は果糖に注意!

 

 

 

 

日本人の生活習慣病「糖尿病」

 

 

糖尿病は血糖値の高い状態が続く病気です。

 

<生活習慣病「糖尿病」とは>

糖尿病はインスリンの不足や

インスリンの作用が低下することで

血糖値の上昇を抑えられなくなってしまう病気です。

 

糖尿病という病名の由来は

症状が進行すると尿に糖が含まれるようになり

尿から甘い匂いがしてくるためだと言われています。

 

糖尿病には1型と2型の2種類あり

1型は免疫系の機能が正常に働かない

「自己免疫疾患」によりインスリンが

分泌されなくなってしまうタイプの糖尿病です。

1型の場合はインスリンを自ら

注射するといったことが必要となります。

 

2型は遺伝的要因や生活習慣の乱れによって

発症するタイプの糖尿病です。

糖尿病の多くは2型で

日本では糖尿病になる可能性のある人は

約2.000万人と言われております。

 

糖尿病はただ血糖値の上昇を

抑えられなくなる病気というわけではありません。

 

糖尿病の怖いところは

自覚症状がないまま病気が進行して

様々な合併症を引き起こしてしまうことです。

 

血糖値が高い状態が続くことで

動脈硬化がおき心臓や

脳の疾患を招く可能性もあります。

 

2型の場合は生活習慣を意識することで

病気の発症や進行を防げるので

自己管理が重要な病気であるとも言えます。

 

 

<糖尿病のリスク>

糖尿病になり血糖値が高い状態が続くと

「血管がボロボロになってしまうこと」です。

血管がボロボロになると合併症を引き起こします。

 

血管は血液により栄養を全身に送るのですが

血管が細くなったり傷がついたり詰まってしまうことで

身体に血液が行き届かなくなってしまうのです。

 

糖尿病による慢性合併症には

細い血管に起こる「細小血管症」と

太い血管に起こる「大血管症」の2つがあります。

 

これらの合併症は急に激しい症状が

起こることはありませんが

急性合併症として「糖尿病ケトアシドーシス」や

「高浸透圧高血糖症候群」などの合併症を

引き起こすケースもあります。

細小血管症は網膜症や腎症などの合併症が代表的です。

 

網膜や腎臓に張り巡らせている血管に

傷がついたり詰まったりすることで

失明や腎臓機能の低下を招いてしまいます。

 

大血管症は脳梗塞や心筋梗塞

末梢動脈疾患などが挙げられます。

これらの合併症は進行すると最悪の場合

足を切断しなければならないこともあるほか

予期せぬ最期になるような重大な病気です。

 

 

<日本人と糖尿病>

日本で糖尿病に罹患している患者数は

糖尿病予備群を含めるとなんと

約2.000万人もいるようです。

また、糖尿病患者に対する年間の医療費は

約1兆円を超えます。

 

そして糖尿病によって死亡する人は

年間で約14.000人だと言われています。

日本で糖尿病の治療を受けている人は

相当多いということがわかります。

 

糖尿病は初期段階だと症状は見られませんが

そのため自覚症状がないので

進行に気づくのが遅れがちです。

気が付かないうちに

重症になってしまう人も少なくないのです。

 

糖尿病は重症化すると合併症がかなり重くなってしまい

やがては失明脚の切断人工透析

なってしまうような

とても恐ろしい病なのです。

 

 

糖尿病を予防するポイント

 

 

糖尿病は、生活習慣を改善することで

病院に行かなくても予防できる病気でもあります。

糖尿病を予防するためには

「食事」「運動」「休養」です。

この3つを気をつけて生活することで

糖尿病を未然に防げるかもしれません。

 

 

<糖尿病を予防するポイント「食事」>

糖尿病の予防において

もっとも大切なのが食事です。

食事によって血糖値が上昇するので

できるだけ血糖値が上がりにくい

食事を摂ることが大事です。

 

食生活を改めるとなると

カロリー制限を意識するあまり

必要な栄養すら摂らない人もいます。

 

肉類を減らしてしまう人が多いのですが

タンパク質はしっかり摂ることが大切です。

 

炭水化物や糖質の高い食べ物

米、パン、麺類は

血糖値がモロに上昇するので

できるだけ控えて下さい。

糖質の高い食べ物は控えて

必要な栄養はしっかり摂る食生活が

糖尿病の予防につながるのです。

 

 

<糖尿病を予防するポイント「運動」>

なぜ運動すると糖尿病を予防できるかというと

それは「マイオカイン」という

血糖値を下げるホルモンが関係してきます。

 

マイオカインは最近発見された

新しいホルモンで、血糖値を下げる働きがあります。

 

そして、このホルモンは

運動をすることでたくさん分泌されるのです。

運動には、ジョギングやウォーキング、スイミング

など色々な方法があります。

中々運動を出来ない方も

いらっしゃると思いますが

 

糖尿病を含めた生活習慣病の予防するには

1日約20分程度のウォーキングをすることが

効果的だと厚生労働省も公表しております。

 

ウォーキング以外にも

テレビを見ながらストレッチをしたり

歯磨きをしながらスクワットしたり

「ながら運動」も運動効果が

期待できると言われています。

 

こうした運動なら

無理なくできそうですよね!

 

 

<糖尿病を予防するポイント「休養」>

良質な睡眠を取ることが

心身の健康につがなるといわれてますが

糖尿病の予防においても

しっかり睡眠を取ることで

インスリンの分泌低下を改善できます。

 

就寝する1時間前にはパソコンやテレビ

スマートフォンいったブルーライトを

発するものを使用しないことが効果的ですよ。

 

寝る前のカフェインも

良質な睡眠の妨げになるので

控えた方がいいですね。

 

しかし仕事などで毎日忙しくて

しっかり休養を取れないという方もいますよね。

 

そんな方は、週末などにまとめて

睡眠を取る(寝だめ)ことも

糖尿病の予防に効果があるそうなので

ぜひ実践してみましょう。

週に2日くらいは好きなだけ

眠れる日をつくると糖尿病予防に

効果が期待できそうですね。

 

 

糖尿病で注意したい果糖

 

 

 

フルーツ以外にも含まれる果糖

 

糖質が血糖値を上げることは

知っているとは思いますが

糖質にもいろいろな種類があります。

 

代表的な糖質が「ブドウ糖」と「果糖」です。

果糖は血糖値を上げないという説もあり

果糖の摂取は問題ないと考える人もいます。

実際に果糖だけであれば

血糖値が上がりにくいという特徴もあります。

 

しかし果糖はブドウ糖と一緒に含まれている場合が多いので

結果的に血糖値が上がりやすい食品なのです。

果糖が含まれる糖として「異性化糖」というものもあります。

異性化糖は主にブドウ糖と果糖で

人工的に構成された液状の糖のことで

とうもろこしやさつまいもに含まれる

デンプンを基に作られています。

 

異性化糖が含まれている食品はたくさんあります。

シリアルや加工肉、ソース類、お菓子、清涼飲料水など

このように様々な食品に異性化糖が使われる理由として

食品の味を簡単によくすることができるという利点があります。

 

塩味や酸味をまろやかにしたり

苦味を軽減したりするといった

味の調整は異性化糖を使うと簡単に行えるのです。

 

そのほか焼色をつけやすく

見た目のよい食品に仕上げやすいというメリットもあります。

ですから異性化糖が含まれる食品も避けるべきです。

 

 

正しい糖質制限を行おう

 

糖尿病の予防には糖質の摂取を抑えることが効果的です。

糖質の少ない食品として代表的なのが肉類と魚類です。

肉や魚には全く糖質が含まれてないわけではありませんが

ほかの食材と比較すると糖質量はかなり低いです。

ですから肉や魚はたくさん食べても

糖質の過剰摂取にはならないのです。

 

肉や魚は糖質が少ないだけでなく

必須栄養素が豊富に含まれていますので

健康な身体をつくり免疫力を高めるためにも

積極的にしっかり摂りましょう。

 

野菜には糖質の少ないものと多いものがあります。

葉野菜は糖質が低いですが

にんじんやじゃがいも、ごぼうなどは

糖質が高くなっています。

 

多くの果物は果糖が含まれていますので

糖質制限をする上ではオススメできません。

 

炭水化物は糖質が高いので

食べないほうがよい食材に分類されます。

但し、パンは「ふすまパン」など

糖質が少ないものもあるので

どうしてもパンが食べたくなったときは

「ふすまパン」をオススメします。

 

ポテトチップスなどのお菓子や

加工肉など加工された食品は

糖質が多く含まれているものが多いので

糖質制限の上では食べない方がいいです。

 

加工されている食品は味が甘くないけれど

糖が含まれているものがたくさんありますので

食べるときには注意が必要です。

加工食品を含め

食品に含まれる糖質を知りたい場合は

「栄養成分表示」を見てよく確認しましょう。

 

 

 

まとめ

 

糖尿病を予防するために

糖質の摂取を抑えることは大変有効です。

食品の中には思わぬところで

たくさんの糖が使われているものがあるので

食べてよい食材とそうでない食材を選別して

正しい糖質制限を行うことが重要になります。

 

加工していない肉や魚は糖質が低いので

積極的に食べてもOKです。

糖質制限では脂質を考える必要がないので

肉の脂などは気にする必要はありません。

 

これまで糖質の多い食品を

食べていた方は

この際、糖質制限を意識した

食事を実践して

脱糖質を目指してみましょう!

 

 

 

 

 

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