おはようございます。

「ツカコッコー」です。

 

 

 

壊疽から見る糖尿病の初期症状とは!?

 

 

 

糖尿病は一度発症してしまうと完治はないといわれ

治療をしながら共に生きていくことになる病気のひとつです。

 

治療法はあるのですが

今まで何も考えずに生きてきた方にとっては

苦痛な時間の継続でしょうね!?

 

糖尿病を発症しないように

気をつけていくことが重要なのです。

 

 

特に親族に

糖尿病の患者がいる場合は

遺伝的要因によって

糖尿病を発症してしまうリスクが

他のかた方よりも高いので要注意です。

 

 

 

糖尿病の初期段階の症状とは

 

 

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糖尿病は自覚症状があまりないまま

病気が発覚することが多いといわれています。

 

初期症状としては

喉や口が渇き

水分をたくさん

摂取するようになることや

トイレが近くなることがあります。

 

症状が進んでくると

普段通り生活をしているのに

痩せていくという状態や

体がだるいなどの症状が出てきます。

 

これらの症状は

糖尿病の初期症状と言われていますが

他の臓器による症状かもしれませんし

一時的な体調不良の可能性も否定できない為

気になるようでしたら

検査をすることをオススメします。

 

健康診断などで

血糖値の値が高いことや

HbA1c(グリコヘモグロビン)の

%が高いと再検査になります。

 

自覚症状がないことが多い為

気付いた時には

症状がすすんでいることがあります。

 

再検査を言われた場合は

すぐに受診して下さい。

 

 

糖尿病にはⅠ型とⅡ型があります

 

 

Ⅰ型は、生活習慣や

遺伝的要因が一切ない状態で

突然発症してしまう病気のひとつです。

膵臓からインスリンを

分泌することができなくなるものをⅠ型と呼び

一生涯インスリン注射に依存して

生きていくしかありません。

 

Ⅱ型は、世間でよく知られている生活習慣病で

暴飲暴食や、ストレス、遺伝的要因によって発症してしまいます。

これらは自己責任の部分が大きいので

予防することが可能であります。

Ⅰ型かⅡ型かで治療法も変わってくるので

自分がどのタイプなのか知っておく必要があります。

 

 

糖尿病の検査方法とは

 

 

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自分が糖尿病かどうかを検査する方法には

血液検査とブドウ糖負荷検査があります。

血液検査をすることで血糖値がどうなのか

Hba1cの%を見ることで

過去1か月~2か月間の平均血糖値がわかります。

 

数値が正常値をオーバーしている場合は

糖尿病になっている可能性があります。

 

また、隠れ高血糖と呼ばれている

食後の血糖値を調べる為に

ブドウ糖負荷検査というものもあります。

 

隠れ高血糖というのは

食前では正常値の血糖値でも

食後2時間程度では

高血糖の状態になっていることをいいます。

 

これは通常の血液検査だけでは判断できないことも多く

食後約2時間で高血糖になっているのか

どうかを知るために行われます。

 

ブドウ糖液を飲む前の血糖値を計って

その後ブドウ糖液を飲みます。

飲み終えてから

約2時間後の値が

140mg/dl以上であれば

高血糖と判断され

隠れ高血糖と診断されます。

 

この状態が続いてしまうと

糖尿病へと発展してしまうことも多いので

初期の段階で改善していくことを

オススメします。

 

 

糖尿病の治療方法ってどうなの

 

 

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糖尿病の治療で大切なのが血糖値のコントロールです。

Ⅰ型に関しては、インスリンホルモンが分泌されていない為

すべてをインスリン注射に依存して治療をしていきます。

 

Ⅱ型の場合は、インスリンホルモンの分泌がある為

食事制限や軽い運動などをしていく治療となります。

食事に関しては糖質・炭水化物を

できる限り摂らないという食事が推奨されています。

また、インスリン量が少量で済むように

運動をすることも求められるでしょう。

 

症状に応じて血糖値の急激な上昇を

抑える薬を処方されることもありますし

早期からインスリン注射を

取り入れていくという治療法もあります。

 

最近では

インスリン注射を早期導入することで

早くに改善することができるといわれ

主流になってきているようです。

 

但し、Ⅰ型のように

体外からのインスリン注射での治療をしている場合は

血糖値のコントロールはとても難して

場合によっては低血糖という症状を引き起こしてしまうこともあります。

 

低血糖とは、70以下の血糖値のことを指し

頭痛や吐き気、意識混濁、意識消失

昏睡などの状態に陥ってしまうことがあり

大変危険であり対処していく必要があります。

 

基本的には、ブドウ糖を摂取することで

改善することができますが

摂取できない状況下では

グルカゴン注射という方法もあるようです。

 

最近のインスリン注射は性能が良くなっており

重度の低血糖を起こしにくくなったといわれていますが

コントロール不良によっては

低血糖を引き起こすことがある為

かなり注意が必要です。

 

 

糖尿病が原因の壊疽とは

 

 

糖尿病の合併症 壊疽 | 船橋の内科・循環器内科 すぎおかクリニック

 

臨床病理学(総合): 糖尿病(2)-E.c

 

 

糖尿病の症状で恐いのが合併症です。

特に高血糖が長年続いている状態だと

血管を傷つけ損傷してしまい

壊疽の要因となることも多いようです。

 

壊疽とは

事故や病気などで体の一部の

血流が遮断されることによって

壊死を起こしてしまい

その壊死を起こした部分が

腐食してしまうことを壊疽と呼びます。

 

壊疽の状態になると

切断をするしか方法がなくなり

命の危険も伴ってしまいます。

 

糖尿病患者から

壊疽になるパーセンテージは

0.7とそこまで高くはありませんが

全くないという状況ではないのですが

かなり気をつけなければなりません。

 

また、糖尿病足病変は長期間の高血糖が原因になる為

血糖値のコントロールが重要になってくるでしょう。

壊疽を起こしてしまう状況はなるべくなら避けたいですし

壊疽をしてしまうと生活をすることすら難しくなってしまう為

その状態に陥る前に改善していく必要があります。

 

基本的には壊疽になる前に自覚症状があるとは思うのですが

足や指先などの状態を観察していく必要があります。

また、糖尿病が原因で起こる要因は

大きく分けて3つあると言われています。

 

1つ目は、末梢神経障害によるものです。

神経や栄養を供給する細い血管が高血糖の影響で悪くなり

部分的に神経が死んでしまうことがあります。

足のしびれや足がつるなどの症状が頻繁に出てくるようになると

危険度が高くなっていると考えてよいでしょう。

 

2つ目に考えられるのが動脈硬化により血行が不良になってしまうことです。

高血糖が続くと血管に損傷を与えてしまい

動脈硬化を起こしやすくなってしまいます。

その為、狭くなった血管や封鎖されてしまった血管により

血液が循環することができなくなってしまうのです。

このような状態になってしまうと

末端まで血液を送ることができなくなり

壊死の原因を作ってしまいます。

 

3つ目に考えられているのが、免疫機能の低下です。

糖尿病患者の多くは、免疫力が低下しやすくて

感染症にかかりやすいというデータがあります。

これらの感染症によって、怪我の完治が遅れたり

化膿してしまったりなどを起こしやすく

その部分が気付かないうちに

壊死してしまうことがあります。

気付いた時には治療が困難になってしまい

壊疽になってしまうのです。

 

 

フットケアが大切なんですよ

 

 

壊疽を予防する為には

正しい治療法を使用して

血糖値をコントロールしていくことが大事です。

そして、日々のフットケアがとても大切になってきます。

 

お風呂に入った時などには

丁寧に足の指先の間までしっかり洗うこと

また乾燥やひび割れなどを起こしている場合は

クリームなどを塗り「保湿」をするように心掛けましょう。

 

日常的に足にケガをしないようにすることも大切です。

単純な靴擦れや巻き爪、深爪なども要注意です。

 

更に、足にタコやイボなどができた時は

すぐに皮膚科で処置してもらいましょう。

これぐらい大丈夫という思い込みが

取返しのつかない事態を招いてしまうことも珍しくありません。

ちょっとしたトラブル等でも

最善のフットケアをしておくことが大切なのです。

 

 

その他の合併症

 

 

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壊疽などの神経障害だけではなく

その他にも合併症があります。

 

特に患者が多い合併症の一つが、網膜症でしょう。

長期間高血糖が続くことで

目の毛細血管が損傷し、血栓を作ってしまいます。

 

目の動きが悪くなることによって網膜症を引き起こし

更には眼球がむくんでしまうという状態を引き起こしてしまうのです。

治療としてはレーザーで血栓部分を焼くことで改善することもありますが

放っておいてしまうと失明しまうこともありますので注意が必要です。

 

更に、腎機能に対して影響が出やすいともいわれていて

腎不全を起こしてしまったり

人工透析が必要になってしまうなどのリスクもあります。

 

人工透析が必要となってしまうと

週に3日、約7時間を人工透析の時間に取られてしまいます。

人工透析になってしまうと

長期間の旅行などにも行けなくなってしまうのです。

 

また、男性の場合はED(勃起障害)に

なってしまうこともあるようです。

 

糖尿病が原因で引き起こされてしまう合併症は

患者にとって避けられないリスクであり

事前に予防していくことが重要です。

 

糖尿病の患者にとって一番大切なのは

血糖値を正常値におさめることは重要ですが

日常的な生活習慣の見直しも必要不可欠といえますね。

 

 

生活習慣を見直しましょう

 

 

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健康を意識した生活を送っていても

病気になってしまうことはあります。

それでも不摂生な生活をしていると

そのリスクを高めてしまうのは間違いありません。

 

特に生活習慣病と呼ばれる類のものに関しては

バランスの良い食事、暴飲暴食を避ける、運動を適度に行う

ストレスを発散することでリスクを軽減することができます。

 

また、遺伝的要因の可能性が高い人ほど

意識していくことが重要なのです。

糖尿病は、症状が改善することはあっても

完治はないといわれますので

日頃から気をつけていくことがとても大切です。

 

糖尿病は自覚するまでに時間がかかる病気のひとつであり

健康診断やたまたました採血などで再検査を促されて

発覚することは珍しくありません。

気付かない間に進行してしまい

壊疽のような末期の症状が出て初めて気付くなんて人もいるのです。

 

足の切断や失明、人工透析になってしまうと

悔やんでも悔やみきれませんよね!?

 

糖尿病は、早期発見し、早期治療に限ります。

 

糖尿病は放っておくと

取返しのつかない状態になってしまう

可能性があります。

血糖値のたかい方は

すぐに病院で検査を受けておきましょう。

 

壊疽や失明人工透析

適切な治療と血糖値を

コントロールすることで

予防することができるんですよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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