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知っておきたいガンの「ステージ」とは

 

 

 

ガンのステージとは

 

 

ガンのステージ、病期という言葉には

ガンの特徴を示す指標はたくさんあります。

ガンのできた場所、その広がり方

病理検査等で詳しくわかる

ガン細胞や組織の性質などです。

 

 

これらの客観的な指標を

組み合わせることで病気は決まります。

病期はガンの種類によっても違いますし

同じガンでもさらに細かく分類されたり

判定方法が治療の前と後で違ったりと

経過やその分類目的でも異なり

固定的なものではないと言えます。

一度告知されたステージでも

その後変わる可能性があるということです。

 

 

では、ステージで分ける目的は

どこにあるのでしょう。

それは、最適な治療を

選択するためと言えます。

 

 

ある人には有効でも

それが他の人にも

あてはまるとは

限らないのが

この病の難しいところです。

 

 

病期を知ることで、治療の目安を

大まかに予測することができます。

そのまま手当てせずに

放置するとどうなるのか

同じ病期の患者がどんな療治を行い

その結果どうだったのか

 

 

またどんな副作用があったのかを知り

自分にあてはめて

役立てることが容易になります。

ガンは身近な病気です。

自分の周りにはガンになった人がいない

という例は極めて稀なはずです。

 

 

今までの手当ての内容が

多く蓄えられているので

それらを利用して病に

立ち向かうことができるのは

現在の我々の大きな武器であると言えます。

ステージごとにどんな薬が有効なのか

どんな手当てが最も効果的なのかは違います。

 

 

ステージは0~4までの5段階

 

 

ガンのステージには0から4の5つの段階があります。

数字が大きいほど症状が重いということです。

 

 

ステージ0

 

まず0はガン細胞が上皮細胞内にとどまり

リンパなどへの転移がない状態です。

いわゆる上皮ガンと言われる段階で

この診断ではガン保険が

適用されない場合も多く

それ位程度は軽い状態です。

 

 

ステージ1

 

ステージ1は、腫瘍が少しだけ

広がっているという段階です。

ただ筋肉の層までしか達しておらず

リンパ節への転移も無いと言う状態です。

 

 

ステージ2

 

ステージ2になると

リンパ節への転移はしていないが

筋肉の層を超えて少し広がっている

または、腫瘍の広がりは無いものの

リンパ節へ転移が見られる

という状態のことを言います。

 

 

ステージ3

 

ステージ3になると

腫瘍が深く浸潤していて

リンパ節へも転移をしている

という段階になります。

 

 

ステージ4

 

ステージ4になるとさらに深刻度は増し

はじめに腫瘍ができた

原発部位だけにとどまらず

離れた他の臓器

器官などに転移が見られるという段階です。

 

 

この数字が小さいほど

長く生きられる可能性は高くなります。

よくその名前を聞く5年生存率も

ガンのステージが0や1であれば

ほとんどのガンで8割から9割あります。

しかしこの割合は

ステージが進むほど悪くなり

3や4では5年生存率は大きく下がります。

 

 

例えばステージ1で手術をして

取り除けたように見えても

わずかにリンパ節に残った細胞が

広がっているのが見つかれば

ステージは2や3になることもあります。

リンパ節への転移の有無は

その後を大きく分ける

ターニングポイントとなります。

 

 

ステージの判定から治療方法を決定

 

 

ガンのステージ、病期は

大きさやリンパ節への転移の有無

他の臓器への転移の有無で決まりますが

この病期や

患者の病状で治療方針は検討されます。

 

 

最終的には、年齢や全身の状態や

どのような手当てを望むかという

患者の希望なども考慮に入れて

十分な相談の上で決定されます。

 

 

療治法は、手術や放射線などで

特定の部位を狙って行われる局所療法と

抗がん剤に代表される全身に広がった

ガン細胞に対して手当てを行う全身療法があります。

 

 

局所療法は特定の部位に

高い効果を発揮しますが

そこ以外にガン細胞がある場合は

体の中に残ることになるという

デメリットもあります。

 

 

逆に全身療法では体のいたるところに

効果が見られますが

一部を除き、ガンを根絶するには

至らない療法と言えます。

 

 

実際の療治法を胃ガンを例にとって見てみます。

 

ステージ1の胃ガンでは

内視鏡によって部位を

取り除く方法をとる場合が多いです。

手術と同様の効果を上げることができ

体への負担が少ないことが理由です。

 

 

ステージ2や3では手術が中心となります。

まず手術の日程や術式が検討され

手術で患部を摘出します。

 

 

ステージ4(部位によっては末期状態)に

なると多くの場合、主に化学療法が行われます。

その状態に応じた、体の負担を減らすために

副作用の少ない抗がん剤を使ったり

進行したガンに対する痛みや気分の悪さを

和らげる手当て(モルヒネ)やケアを重点的に行います。

 

 

上述したように

ステージに応じた特定の治療法を選択したり

あるいは組み合わせたりしながら

患者に最適な療治が検討されていくのです。

 

 

まとめ

 

 

ガンは珍しい病気ではありません。

今は、とても身近な病と言えます。

2人に1人が、ガンになる可能性が

あるこの病気をよく知ることは

自分だけでなく

周りの人のことを考えても

プラスになると思います。

 

 

そして、ガンを知る上で

ステージへの理解は必須となります。

正しい知識を得ることで

自分のために

そして大切な家族や知人の

誰かのために備えておきましょう。

 

 

 

 

 

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